MSP430シリーズの/RST(リセット)端子とNMI端子は共用されています。

 

端子機能は、 WDTCTL[WDTNMI]ビットで設定します。

(MSP430F5xx/F6xx/FRxxファミリーは、SFRRPCR[SYSNMI]ビットで端子機能を設定します)

PUC(Power Up Clear)後の初期設定は、/RST端子に設定されています。

WDTCTL[WDTNMI]ビットをセット(1)すると、該当端子はNMI端子として機能します。

NMI端子のエッジを検出してノンマスカブル割込みを生成できます。
検出するエッジ(立上り/立下り)は、WDTCTL[WDTNMIES]ビットで設定します。

 

 

 

NMI端子に設定し、 WDTCTL[WDTNMIES]ビットで設定したエッジを検出すると、IFG1[NMIIFG]ビットがセット(1)されます。
このとき、IE1[NMIIE]ビットがセット(1)されているとノンマスカブル割込みを生成できます。

 

 

出典：MSP430x4xx Family User’s Guide (SLAU056L)

 

＊　注意事項　＊
WDTCTL[WDTNMIES]ビットを変更すると、 IFG1[NMIIFG]ビットがセット(1)されることがあります。
IFG1[NMIIFG]ビットは自動的にクリア(0)されません。
WDTCTL[WDTNMIES]ビットを変更するときは、 IE1[NMIIE]ビットをクリア(0)して割込みを禁止状態にし、
変更後IFG1[NMIIFG]ビットをクリア(0)してください。