MSP430シリーズのマスカブル割込み(汎用割込み)は、下記目的で使用されます。
・ 周辺モジュールの割込み要因をCPUに通知する。
・ 低消費電力モード(LPMx)から復帰するトリガとして利用する。
【割込みの制御(禁止/許可)】
マスカブル割込みを生成するには、下記設定が必要です。
・ 周辺モジュールの割込み要因別の許可ビット(xIE)がセット(1)されている。
・ SR[GIE]ビットがセット(1)されている。
【多重割込み】
マスカブル割込みを受け付けるとSR[GIE]ビットはクリア(0)されるので、他のノンマスカブル割込みは禁止されます。
ノンマスカブル割込みに関連する割込み許可ビット(NMIIE、OFIE、ACCVIEなど)はクリア(0)されませんので、
ノンマスカブル割込みは割込みが生成されます。
詳細はご使用になるMSP430ファミリーのユーザーガイドを必ずご確認ください。