一般的に立ち上がり/立ち下がり時間は、『時定数=R×C』によって定義されます。
Cはバス容量、Rはプルアップ抵抗または内蔵FETがオンになっていることによるグランドへの抵抗のいずれかとなります。
内蔵FETのオン抵抗が一般的に5~133Ωオーダーであると考慮すると、VCCへのプルアップ抵抗は一般的に1k~10kΩとされるので
プルアップ抵抗の方がはるかに大きいです。
使用する動作モードの最大立ち上がり時間を超えないようにプルアップ抵抗を選定する必要があります。
また最大立ち上がり/立ち下がり時間はI2CインターフェイスのVCCの30%~70%で定義されます。
参照:Why, When, and How to use I2C Buffers (SCPA054)