• 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L
  • No : 7882
  • 公開日時 : 2021/07/27 20:10
  • 更新日時 : 2022/09/01 13:41
  • 印刷

【TI:インターフェイス】 I2C全般 静的電圧オフセット(SVO)を有したバッファを使用する上での注意点

静的電圧オフセット(SVO)を有したバッファを使用する上での注意点を教えてください。
カテゴリー : 

回答

製品毎に静的電圧オフセット(SVO)を有した端子(A側もしくはB側)や
オフセット電圧値は異なります。
静的電圧オフセット(SVO)を有している端子が接続される側の
マスターもしくはスレーブのVIL値と比べて問題がないか確認する必要があります。
 
下図はバッファのB側に静的電圧オフセット(SVO)を有している場合の確認方法です。
 
 
スレーブ側のVILはバッファのSVO値よりも大きくなければなりません。
バッファのSVO値が0.5V、スレーブのVIL値が0.3×VCCとすると、
V_SVO ≦ VIL=0.3×VCC
0.5V ≦ 0.3×VCC
VCC ≧ 1.67V
 
スレーブの電源電圧値(VCC)は1.67V以上でなければ正常に動作しないことがわかります。
 

アンケート:ご意見をお聞かせください

ご意見・ご感想をお寄せください お問い合わせを入力されましてもご返信はいたしかねます