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  • No : 10064
  • 公開日時 : 2022/02/21 11:53
  • 更新日時 : 2022/12/20 14:45
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【TI:プロセッサ】AM64x /AM243xの回路図チェック:推奨事項 2.13 CPSW Ethernet

AM64x /AM243xの回路図チェックのポイントを教えてください。
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回答

 
2.13 CPSW Ethernet
 
- PHYの初期設定は正しく行いましたか?
ほとんどのPHYは、リセット時に「出力」を「入力」に設定し、
デバイスがリセットから解放されたときに
これらのI/Oの設定情報をキャプチャします。
従って、AM64x/AM243xのI/Oにも接続されるPHYのI/Oに、
適切なプルアップ/プルダウン抵抗を適用する必要がある場合があります。
GPEVMで使用されるTIのPHYは、プルアップとプルダウンの抵抗を
組み合わせて中間レベルの電圧を生成し**
各ピンで複数の構成ビットをエンコードします。

* GPEVM:AM64x General Purpose EVM
** GPEVM搭載のDP83867IRを例に、
  中間レベルの電圧生成を以下に記します(DP83867IRデータシート抜粋)。
 
デフォルトでは、AM64x/AM243x入力バッファと内部プルアップ/プルダウン抵抗は
無効になっています。これにより、PHYからのリクエストで
AM64x/AM243x入力バッファに中間電源電位が印加される心配はありません。
AM64x/AM243x入力バッファを有効にする前に、
PHYが確実に有効な論理状態でドライブするために、
関連するAM64x/AM243x入力バッファを有効にする前にPHYを
リセットから解除する必要があります。
 
- RGMIIの信号を正しく終端しましたか?
オプションではありますが、22Ωの直列終端抵抗を12個の
RGMIIインターフェース信号の各ソースピンのできるだけ近くに
配置することを推奨しています。
 
 

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