ペリフェラルの入力ポートにおける入力信号の入力条件は、以下のように3通りの方法で指定できます。
GPxQSELn[GPIOn]レジスタにてピン毎に設定可能です。
1)システムクロック(SYSCLKOUT)周期でサンプリングを行いデータを取り込みます。
(GPxQSELn[GPIOn] = 0)*value after reset
2)指定したサイクル数でサンプリングを行い、指定したサンプル回数分(連続する3または6サンプル)の値が
同じ場合にデータを取り込みます。(GPxQSELn[GPIOn] = 1 or 2)
3)非同期もしくはペリフェラル自身のクロックに同期しサンプリングを行いデータを取り込みます。
(GPxQSELn[GPIOn] = 3)*但し、GPIOの場合は上記1)と同じ条件が適用されます。
上記1)と2)は、どのペリフェラルの入力ポートにも適用可能ですが、通常はGPIOの場合に指定されます。
これらの入力条件についての詳細は、下記のFAQを確認してください。
上記3)は、GPIO以外のペリフェラルに適用可能ですが、
通常はSCI、SPI、eCAN、およびI2Cなどのコミュニケーションポートや
ePWMのtrip zone信号を利用する場合に指定されます。
入力条件(Input Qualification)の詳細は下記を確認してください。
1.4.4 Input Qualification