2.5 ブートモード
- すべてのBOOTMODE入力は、外付けのプルアップ抵抗や、
これらの入力を目的のブートモードを定義する
有効な状態に駆動する回路が必要ですか?
BOOTMODE入力には、電源投入時およびリセット時にアクティブになる
内部プルアップ/プルダウン抵抗はありません。
ブートモードを設定するには、外部抵抗を使用する必要があります。
また、リセットがアクティブの時のみ駆動するバッファを使用して、
ブートモードを提示することもできます。
MCU_RESETSTATzがLowのとき、このバッファを有効にするために
使用することができます。
- PORz_OUTがアクティブ(Low)のとき、BOOTMODEピンに期待する
ブートコンフィギュレーションが存在していますか?
PORz_OUTは、I/Oにも使用されている信号上のブートモード・バッファの
イネーブル信号として使用されるべきです。
ブートモード入力に関連するI/Oが動作中に別の信号機能に再定義された場合、
SoCがコールドリセット状態になるたびに、それらを解除して適切な
ロジックレベルに設定し直し、ブートモードを選択する必要があります。
この問題は、外部デバイスがブートモード信号を駆動しようとする場合に
発生する可能性があります。
- イーサネットブートとRGMIIを使用していますか?
PHY RX データパスで RGMII_ID モードを有効にし、
TX データパスで RGMII_ID モードをデフォルトで無効にする PHY を
実装しなければなりません 。(SoC は TX チャネルで RGMII_ID を実装します)
SoC ROM は PHY に関わらず、プログラムによって接続された PHY の
RGMII_ID モードを有効化/無効化することはありません。
一般的にこれは、PHY が提供するピンストラップオプションによって実行されます。